卵焼きを食べよう
昭和30年代を象徴する言葉に「巨人・大鵬・卵焼き」という言葉があるように、卵焼きは子供たちに非常に人気の高い料理の一つです。甘い味付けや、柔らかい食感が子供たちにとってはお菓子のように感じられるのがその人気の秘密であったと見られています。
卵は物価の優等生
物価は景気や社会情勢によって変化するものですが、鶏卵は長年に渡って値段が安定しているため「物価の優等生」であるといわれています。一昔前までは鶏卵は元気を付けるために食べるものとされていたため、食卓に並ぶ機会はそう多くはなかったといえます。昭和30年代に入ると鶏の大量飼育が行なわれるようになり、卵の安定供給が可能になったため先述の「巨人・大鵬・卵焼き」に代表される食卓での卵料理の増加が起こったというわけです。
卵焼きの特徴
卵焼きは、スクランブルエッグや目玉焼きよりもオムレツに近い卵料理です。卵焼きの特徴である「薄く焼いた卵を巻いて重ねていく」という工程は以外と難しく、卵焼き専用の四角いフライパンがあるほどです。この難しい工程があるからこそ、オムレツとも違う卵焼き独特の食感が生まれるのです。
卵焼きのバリエーション
卵焼きは一般家庭で作られることの多い料理ですが、日本料理としても作られる機会が多い料理でもあります。お寿司屋で出されることの多いだし巻き卵や、お正月のおせち料理に欠かせない伊達巻などは、卵焼きのバリエーションといえます。卵焼きが卵と調味料だけで作るのに対して出し巻き卵には出汁が、伊達巻にはエビをはじめとする魚介類のすり身が入っています。魚介類のすり身が入る伊達巻は、いわば卵焼きとかまぼこを折衷した料理といえます。
卵焼きのレシピ
卵焼きは巻き重ねて形を作る工程が上手くいくようになれば、卵焼きを極めたといっても過言ではないでしょう。卵焼きは形そのものに美味しさの秘密があるのです。
たまご焼きの作り方
材料(4人分)
卵…3個、塩…小さじ2杯、砂糖…大さじ2杯、醤油…小さじ1杯、油…適量
作り方
卵は、ボウルなどの器に割り入れ、塩・砂糖・醤油で味付けしてかき混ぜます。卵をかき混ぜすぎると空気が逃げてしまい、食感が悪くなってしまうので白身が見える程度にかき混ぜます。熱したフライパンに薄く油を引いたら、お玉やスプーンなどで溶き卵を三分の一ほどフライパンに注ぎいれます。卵はフライパン全体に広がるようにし、焼き固まった端側から反対側に向かって巻いていきます。巻き上がったらフライパンを火から離して再び卵を三分の一ほど流し込み、一回目に巻いた卵が中心に来るように巻いていきます。こうして、「卵を流し込み、焼いて巻く」を繰り返して卵を使い切ったら後は全体を固めるように軽く焼き目をつけたら完成です。
![]()
![]()



